11.天国の月
作詞:外丸健児
作曲:外丸健児
大きな荷物を抱えていたけど
草疲(くたび)れた夢にゃ不似合いだったのさ
今まで暮らしてくれてありがとう
空の薄墨が溶け出す前に行くよ
未だ見ぬ重さに潰されそうだ
怯えて気付けば空廻り
天国の月 俺等にゃ未だ見えない
小さな誤ち音も無く積もり
残した轍(わだち)を埋め尽くしてしまう
知らずに固めた飾りを払って
賢(さか)しらを崇める陳腐な自分に御沙羅婆
優しい音色に包まれてると
喧騒も暫く嘘の様
天国の月 光を感じてる
五月の晴れ間に戻って行くよ
時の流れに身を委ね
天国の月 静かに浮かんでる
天国の月 俺等は沈んでる
|